肩の痛み、肩こりの見分け方|肩上方部(肩峰下滑液包)

皆さんこんにちは(^^)/

飯能市にある、ゆあ整骨院の髙橋です!

本日も肩の痛み、肩こりの見分け方についてお伝えします♪

ちなみに今回の「肩峰下滑液包」は、超重要部分です!!!

●肩峰下滑液包

肩峰下滑液包とは、以下の画像の青くなっている箇所にあります。

そもそも、肩峰下滑液包の役割は、肩関節の動きを円滑にしてくれる働きがあります。

詳しくお話しすると、第二肩関節(肩甲骨の肩峰と、上腕骨の間)に働く、圧縮ストレス(押しつぶされる力)を緩衝します。

画像の部分を確認すると、構造的に狭そうで、こすれ易そうなのがわかると思います。

肩峰下滑液包はどうすると痛む?

機能解剖学的に説明しますと、腕を上げる動作を行うことにより、肩峰下滑液包への負担(上腕骨大結節による)のかかり方は、動きに合わせ変わります。

(引用元:射法.com )

詳しくは、

・腕を内側に捻り腕を上げた場合(上腕内旋位)、前方路(anterior path)

・腕を外側に捻り腕を上げた場合(上腕外旋位)、後外側路(posuterio‐rateral path)

・腕をちょうど真ん中で上げた場合(内外旋中間位)、中間位(natural path)

肩を上にあげる動作(屈曲)は、腕の骨(上腕骨頭)の上方への転がり運動と、下方への滑り運動がおこります。

下方への滑り運動が、何かを原因にうまくできないと、上腕骨大結節がうまく通過できづ、肩峰下滑液包の部分にインピンジメント(衝突力)が働き、障害を引き起こします。

このような状態を肩峰下インピンジメントと言います。この現象は、病名や根本的な原因であることはない為、なぜ、肩峰下インピンジメントになったのか調べる必要があります。

肩峰下インピンジメントになることにより、周りの筋肉(棘上筋、棘下筋)に圧縮ストレス(圧迫される力)が働き、肩甲骨周辺(棘上筋、棘下筋)に由来する痛みが出ると考えられます。

患者様で、肩峰下インピンジメントにまつわる痛みは、激痛を呈し、多くは肩関節の挙上(腕を上げる)を困難とされている方がほとんどです。

勿論、痛みまでいかなくても、前触れはありますので後で述べるテスト法を、試してください!

ちなみに、肩峰下滑液包は、肩の筋肉(三角筋)の深く、肩甲骨の肩峰の下に位置する為、体表から触ることはできません。僕たち治療家は、肩峰直下で圧痛(押して痛い)の有無、超音波やMRIで確認します。

大切な内容なだけあって、難しかったですよね(´;ω;`)

しかし、次のテスト法を実践してみて、当てはまらなければ、今のところ大丈夫かも?しれません。

肩峰下滑液包の疼痛誘発テスト

肩峰下滑液包炎の誘発テストは、腱板損傷や、腱板炎も含めて痛みが出るかどうかのテストです。

・ニアーテスト(Neer test)

姿勢:患者様は腕を下ろしたままで内に返します。先生役の方は、肩甲骨と前腕部を持ち、肩甲骨を固定させたまま、患者様の腕を上に挙げていきます(前方挙上)。

評価:痛みが出たら陽性。違和感や窮屈感を感じたら疑った方が良いかもしれません。

説明:腕を内返しに捻り上げることにより、上腕骨大結節がannterio path(前方路)を通過する際、インピンジメントがあれば痛みが出ます。その際、肩峰下滑液包だけでなく、腱板での障害も視野に入れてください。

注意:このテスト法は感度が低い為、陰性でも超音波やMRIを確認したほうが良いです。

分かりやすいように動画を見つけたので、参照下さい。

・ホーキンステスト(Hawkins-Kennedy test)

姿勢:患者様は片方の腕を、前習いをした姿勢から、アイーン(笑)をするように肘を90度に曲げ、地面と平行にして下さい。先生役の方は、患者様の肘と肩を持ち、手掌を下に落とす(捻る)ように、運動を強制します。

評価:痛みが出たら陽性。違和感や窮屈感を感じたら疑います。

説明:内返しに捻りテストする為、こちらもannterio path(前方路)でのインピンジメント障害を確認できます。

注意:感度は高く、特異度は51%の為、陽性であった場合、肩峰下滑液包炎の可能性は高く、障害があっても、陰性になることもしばしある為、よく触診、問診してください。

こちらも動画がありましたので、参考にしてください。

肩の痛み、肩コリの症状が、腱板損傷や肩峰下滑液包が、原因と考えられなくても、確認しておいた方が良い大事なテスト法です。

行ってみて、違和感があった方は疑った方が良いですね。

テスト結果から疑える症状

2つのテスト法を使うことにより、肩関節における、肩峰下インピンジメントの有無は確認できます。

では、なぜインピンジメントが生じているのか?評価しなくてはなりません。

考えられる原因で、代表的な2例を上げます。

・肩関節(肩甲上腕関節)の上方軟部組織の拘縮

・肩甲骨と肋骨の間(肩甲胸郭関節)の安定性の低下

以上二つが考えられます。

そもそも、第二肩関節の構造上、狭い箇所に筋肉や滑液包など、たくさん色々なものが通っている事で、障害が起きやすくなります。

そして、前述した肩甲上腕関節の、上方部の軟部組織が拘縮している場合、肩関節挙上時に、上腕骨の下方への滑り動作が障害され、第二肩関節にインピンジメントを与えている可能性があります。

次に、肩甲胸郭関節の安定性が低下している場合、肩甲骨の上方回旋が阻害され、物理的に第二肩関節が狭くなります。

上記の事から痛みが出ていると考えられます。

まとめ

肩の痛み、肩こりの原因は、肩の関節が緻密だからこそ、たくさん疑いを掛けられる個所があります。

その中でも、今回の肩峰下滑液包の障害は多くあります。

そもそも構造上、狭い場所なので、炎症があり動かしたら痛そうなのは分かりますよね?

治療のポイントは、

・肩関節挙上時の、上腕骨の下方滑りをどのように円滑にするのか?

・肩甲胸郭関節の障害をとり、どのように肩甲骨の可動域をあげるのか?

以上2つが、肩峰下滑液包の障害が考えられる場合、アプローチするべき個所です!

いかがでしょう?

参考になりましたか?

少しでも皆様のためになれたなら幸いです(*^^*)

肩の症状、痛み、コリで気になるのであれば、飯能市にある「ゆあ整骨院」にご相談ください(^^)/

ゆあ整骨院

【電話番号】042‐980‐7041

【住所】埼玉県飯能市仲町14‐11

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エキテン

今までは「どこが原因?」でしたが、次回からは「なぜ痛む?」に特化します!!

以上、飯能市にある「ゆあ整骨院」の髙橋でした(^^)/

参考文献:運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略

ps.

肩関節の運動の説明の際、前方挙上、後方伸展と言いがちですが、解剖学上、上腕の内外旋をともないハッキリしない為、使用するのは好ましくないそうです。

あ、内緒で投稿(笑)

ゆあ整骨院の濱口先生(笑)

ジャスミン茶で興奮(笑)

気づかれたら怒られそう(笑)

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