痛い施術と痛くない施術ってどっちが良いの?

施術には色々な方法があります。

施術といえば、院の特色そのものでありますので、院によって全然やり方が違います。整骨院、治療院、鍼灸院、整体、リラクセーションなど数多くのハンドメイド産業が存在しますが、どこもそれぞれが違っていると思います。

そのなかで、強刺激な方法や低刺激な方法、もっというと痛い施術と痛くない施術に大きく分かれますが、実際どっちの方が良いのか?って考えたことがありませんか?

今回はそんな疑問に切り込んでいこうと思います!

痛い施術と痛くない施術の違いは??

世の中には本当にいろいろな施術のやり方があります。

正確な数は分かりませんが、おそらく数千種類くらいはあるのではないかと思っています。

でも、患者さま目線で考えた時に、シンプルに伝わる言い方をすると、痛い施術なのか?痛くない施術なのか?という部分が気になるところだと思います。

実際に患者さまにも聞かれることも多く、気になさっている方は多いのだと思いました。

これは施術者の考え方や方針によって異なるので正解はありませんが、僕なりの見解を元に両者の方法についての特徴をお話ししていこうと思います!

痛みには種類がある?

両者の方法の特徴を書く前に、知っておかないといけないことがあります。

それが痛みの種類についてです!

痛みとは感覚の1つですが、深掘りすればするほど超複雑な感覚です。

ですが、深掘りする前に大枠な捉え方をすると、以下の2つに分けることができます。

・構造的な問題

・機能的な問題

まずはこの2つに分けることが出来ます。構造的な問題を器質的損傷といい、機能的な問題を機能的損傷と言います。

器質的損傷は、解剖学的に構造がおかしくなってしまったものを指し、簡単に言うと骨折や捻挫などの外傷です

一方で機能的損傷は、生理学的な機能がおかしくなってしまったものを指し、慢性痛と呼ばれるほとんどの症状がこれに当てはまります。

まず僕らのような施術者が施術を行う前に考えるのは、両者どちらの痛みなのか?を考えます。

理油としては、それによってアプローチが異なるからです!

器質的損傷だった場合・・・

多くの場合は、強刺激つまり痛い施術を行うことが多いです。

構造自体が壊れてしまっているものに関しては、まずは壊れた場所を正常な状態に戻さないといけません。

骨折を例に考えてみましょう。

骨が折れた状態で放っておくとどうなると思いますか?折れ方や種類によっても違いますが、多くの場合は骨はくっ付かず、痛みも長引くことが予想できると思います。

それだけではなく、折れた状態で放置しておくと後遺症というものが残る可能性が高くなり、可動域の制限や外見上の変形を残すことになります。

こうなると生活に支障を来たしますので、まずは骨を元の位置に戻す整復というものを行わないといけません。

ただ、骨折の整復はとっても痛いです( ;  ; )

骨折をすると筋肉の強力な収縮が起こりますので、それを上回る力で元に戻さないといけないわけですから、痛みは避けられません。

先輩先生方がこれを見たら、「それはお前の方法が悪いからだ!」とお叱りを受けそうですが、綺麗事を抜きにして正直に言うと、誰が整復しても痛いものは痛いです(^^;;

こういった構造的に壊れてしまったものに関しては、どうしても痛みを伴ってしまう施術が多くなる傾向にあります。

機能的損傷の場合・・・

これは器質的損傷とは真逆で、低刺激つまり痛くない施術を行うことが多いです。

機能的に問題が起きている場合、構造には問題がないので大きな力を加える必要がないため、機能を正常に戻すことをメインで施術を行います。

腰痛を例に考えてみましょう。

病院でレントゲンやMRIを撮ったにも関わらず、異常が見当たらないという経験はありませんか?

このタイプの腰痛を、非特異的腰痛と言いますが、簡単に言うと原因がないけど腰痛になってしまったものを言います。

割合的に言うと、全腰痛患者のなかで非特異的腰痛が占める割合は、約85%だと腰痛診療ガイドラインでは言われています。

こうなると構造的に問題があるわけではなく、生理学的な機能に問題があることが多いので、機能を元の状態に戻していけばいいという判断になります。

「でもさ、それがどうして痛くない施術をやる理由になるの?」と思う方もいるでしょう。

この疑問に関しての答えは、「施術自体がカラダにとってストレスなので、ストレスを極力与えないようにする為です」というのが答えです。

施術を受けるという行為は、多かれ少なかれカラダに外的な力が加わります。

人間のカラダは繊細なので、微妙な変化が起こるだけでもストレスとして解釈します。ストレスはなくてはならない刺激ですが、少ないに越したことはありません。

超極論を言うと、触らないで解決できればそれが理想です(笑)

まぁそれは極論すぎるのですが、ストレスが極力少ない方が、後の影響も少なくて済むのは間違いないですね!

ただし、どの方法も間違いではない!

ここまで僕の見解を色々書いてきましたが、あくまでも1つの考え方なので、どの方法を行っても間違いはないのです。

施術者が理論的推論を出来ているのであれば、どの方法でも問題はないですし、それで良くなれば正解なのです。

ゴールはあくまでも患者様の悩みを解消することです。

そのニーズに応えることができれば、施術が痛かろうが痛くなかろうが関係ないというのが1番の正解かもしれません。

矛盾しているようですが、これが究極ではないでしょうか?

ただ、僕なりに学んでいった結果、今はこのような見解に至ったというだけなので、今後もしかしたら180°違ったことをしているかもしれません(笑)

ですので、痛い施術が嫌なら痛くない施術を、痛い施術でも構わないのであれば痛い施術を、というのが結論ですね。

まとめ

・器質的損傷と機能的損傷の2種類に痛みは分けられる

・器質的損傷は、比較痛い施術が多い

・機能的損傷は、比較痛くない施術が多い

・ただし、痛い施術だろうが痛くない施術だろうが、解決できればどちらでも問題はない

なかなか煮え切らない答えになってしまいました(苦笑)

ただ、1つの考えとしては知っておいて損はないと思いますので、是非とも参考にしてみてくださいね(^ ^)

濱口

p.s. 当院の情報をもっと知りたい方は、こちらをご覧ください!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする