膝が伸びないのは最悪??膝が伸びない原因を徹底解明!!

膝が伸びない

頑張って膝をピンと伸ばそうとしているのに、完全に伸び切らないという症状を臨床上お見掛けすることがあります。

これは長年掛けて起こる変化でもありますが、膝が伸びないことのデメリットは計り知れません。

では、膝が伸びない原因は何なのでしょう?

今回はそんな膝が伸びない問題についてご紹介したいと思います(^^)

膝が伸びないってまずいの??

僕たちのような施術者からすると、膝が伸びないということは異常事態も異常事態なのですが、一般の方からすると何がそんなにまずいのか分からないと思います。

では、何がそんなにまずいのでしょうか?

それは、歩行がおかしくなってしまい、カラダを壊し続けるからです。

膝が伸びないと歩行がおかしくなる?

人が歩くときは、立脚相遊脚相という2つのフェーズに大きく分けることができます。

ここではそんな細かい話はしませんが、足が地面に着くときのメカニズムだけ書かせてください。

人の足が地面に着くとき、1番最初に着かないといけない場所は踵(かかと)になります。

踵から地面に着くことによって、人のカラダの中でも最強クラスに大きくて強い、太ももの筋肉やお尻の筋肉が使われやすい環境になります。

さらに、足が地面に着くときというのは、筋肉ではなく骨だけでカラダを支えるように出来ています。筋肉が使われるのは、着いてから次のフェーズに移行する時なのです。

しかし、膝が伸びないとなると、踵から接地が出来なくなるので筋肉でカラダを支えようとします。

こうなると、本来のカラダの原理原則から大きく外れることになります。

これが長期間続くことで、カラダはどんどん壊されるようになり、膝の痛みを生んでしまうようになるのです。

どうして膝が伸びないの?

これは人によっても原因は異なりますが、可能性として多いのは、ハムストリングの1つである半膜様筋(はんまくようきん)という筋肉と、膝窩筋(しつかきん)という筋肉が関係してきます。

(画像はネットから拝借)

半膜様筋は、坐骨結節というお尻の骨から始まり、脛骨の内側顆の後面(膝の裏の内側)に付きます。膝を屈曲(曲げる)・膝の内旋(膝を内側に回旋させる)・股関節の伸展(足を後ろに蹴る)・股関節の内旋(内またにする)といった作用があります。

(画像はネットから拝借)

膝窩筋は、大腿骨外側顆や外側側副靭帯や関節包後面といった膝裏の外側から始まり、脛骨のヒラメ筋線という場所の上側に付きます。膝の伸展(伸ばす)・膝の内旋(膝を内側に回旋させる)といった作用があります。

この2つの筋肉は、膝を痛めている方や膝が完全に伸びない方にとっては、非常に重要な筋肉になります。

というのも、膝の関節は少し特殊で、完全に伸ばすときには回旋の動きがないと伸ばすことが出来ません。大腿骨が脛骨の上で内旋という動きが加わわることで、膝が完全に伸ばせる状態になります(スクリューホームムーブメントと言います)。

このスクリューホームムーブメントをさせにくくするのは、先ほど書いた半膜様筋と膝窩筋が大きく関係するのです!

両方とも膝の裏側にくっ付き、大腿骨を内旋させる作用があるのですが、この筋肉が固くなったり動きが悪くなると、内旋の動きが出来なくなります。

膝を伸ばすのに絶対出ないといけない内旋が出ないわけですから、物理的に膝を伸ばすという動作が出来なくなってしまうのです!

少し複雑な話になりましたが、要はこの2つの筋肉が悪さをすることで、膝が伸びないということですね。

膝が伸びないデメリットは計り知れない

人が移動する手段で最も大事なのは、歩くことです。

寝返り、起き上がり、立ち上がりなどの複合した動きが歩行になります。当たり前に出来ることですが、実は相当複雑で難しい動きなのです。

その歩行で絶対に起こる動きが膝の上下の動きです。

曲がらないのも問題ですが、伸びないことの方が本当に最悪です。

もし、膝が伸び切らないのであれば、すぐにでも対策を練ることをお勧めします。

そしてこの記事が、何かしらでお役に立てれば幸いです。がんばってください!!

濱口

p.s. 当院の情報をもっと知りたい方は、こちらをご覧ください!

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