【必見】恥骨結合は腰痛との関連が深すぎる?施術への可能性について

国民病とも言われるようになった腰痛。

世界で約9.4%の人が腰痛に悩まされていると言われており、身近な症状だけにあまり深刻に考えない人が多いと思いますが、なければそれに越したことはないと思います。

今回はそんな腰痛にお悩みの方に、知ってほしい知識があります。

それは抽象的に言えば骨盤、具体的に言うと恥骨結合です!

恥骨結合は腰痛との関連がかなり深い場所であり、僕も施術のたびに重宝している場所です。

なぜ恥骨結合がそんなに大事なのでしょう?そして、恥骨結合を調整することのメリットや良くなる可能性についてお話ししたいと思います(^ ^)

恥骨結合ってなに?

そもそも恥骨結合とは何なのでしょう?

恥骨結合とは、恥骨という下腹部にある骨が左右にあり、それを線維軟骨という硬い軟骨成分で左右を結んでいる軟骨組織のことを言います。

(引用元:Weblio辞書

恥骨結合はとっても硬く、解剖学的には半関節(ほとんど動かない関節)と言われていますが、出産をする際には恥骨結合が離れる(離開)現象が起きます。

いわゆる”骨盤が開く”というのは、恥骨結合の離開が起きているからと考えられますね!

恥骨に関係する筋肉について

恥骨結合の話とは少し逸れますが、恥骨に関係する筋肉についてご紹介します!

恥骨にはいろいろな筋肉がつきますが、恥骨から始まる(起始)筋肉には以下のような筋肉があります。

・恥骨筋

・大内転筋

・長内転筋

・短内転筋

・薄筋

・腹直筋

そして、恥骨で終わる(停止)する筋肉には以下のような筋肉があります。

・腹横筋

・外腹斜筋

これらが代表的な筋肉になりますが、どういう作用があるのか分かりにくいですよね?

ざっくりいうと恥骨につく筋肉は、股関節の内転に関係する筋肉と、腹筋などの起き上がり動作や、息を吐く(呼気)、カラダをひねる、といった作用を持つ筋肉が付いています。

ちなみに内転とは、下のような動きです。

(画像はネットから拝借)

恥骨結合が大事な理由とは?

ではここからが本題です。

どうして恥骨結合が腰痛との関連が深く、大事なのでしょう?

これには大きく分けて3つの理由があります。それぞれ解説をしたいと思います(^ ^)

理由① 骨盤の構成要素だから

骨盤は1つの骨の塊ではありません。それぞれ違った骨が集まって出来上がっています。

骨盤は、寛骨(かんこつ)+仙骨+尾骨で構成され、さらに寛骨は分解することができます。

腸骨(上の図で言う2)+坐骨(上の図で言う3)+恥骨(上の図で言う4)で寛骨は成り立っています。

これらの骨の集合体が骨盤になりますが、どこか1つおかしくなると、そもそも機能が低下してしまいます。

骨盤全体を指すときに、骨盤輪という言い方をしますが、骨盤の輪っかが規則正しく配列しているかどうか?によって、その人のカラダの状態が推測できます。

なにが言いたいかというと、骨盤矯正をする際には構成要素全体を見ないと、本当の意味で整えたことにはなりにくいということです。

こういうことを考えると、骨盤の構成要素である恥骨結合は、骨盤だけではなくカラダの機能にも大きく関わってくることが分かりますね!

理由② 足から伝わる衝撃を逃す作用がある

腰痛の原因で最も多いと言われるのが、仙腸関節です。仙腸関節は上半身から伝わる衝撃や重力を分散し、足に伝えるという機能があります。

恥骨結合は反対に、足から伝わる衝撃を逃して上半身に伝えるという機能を果たしているのです。

両者の機能がうまく使えていれば、カラダに掛かる負担も軽減できて、痛みやトラブルを回避することが出来ます。

しかし、両者の機能のどちらかがおかしくなると、カラダへの負担が大きくなってしまうのです。

仙腸関節の問題はクリアできても、なかなか症状が軽減しない場合には、恥骨結合への問題が残されていることが多いので、腰痛対策には欠かせない要素になっているのです。

理由③ 骨盤の安定性を支えてくれる、影の立役者だから

恥骨結合はマイナーな場所ではありますが、実は骨盤の安定性を支えてくれているとっても大事な場所です。

人の基本動作は

・立つ

・歩く

・起上る

・寝返りをする

という4つで出来上がっていますが、そのなかでもウエイトの大きい動作は歩くことです。

その歩く動作のときに、恥骨結合は機能的な安定性を司ると言われています。

恥骨結合が仮に転位(ズレ)があると、一歩一歩踏み出すときに痛みを引き起こすだけではなく、カラダの安定性をも損なわせてしまうのです。

こういったことから、恥骨結合は骨盤の安定性にとても大事な場所になるのです。

恥骨結合への調整による可能性

恥骨結合は、直接的な腰痛の原因というよりも、根本的なカラダの再構築をするときに欠かせない場所です。

なので、恥骨結合を整えれば腰痛が消える、という魔法のような場所ではないことはご了承ください。

ただ、恥骨結合の動きが悪い方の特徴は

・股関節の可動域が硬い

・歩くときに体重が外側に乗る

こういった特徴があります。

恥骨結合は仙腸関節同様に、可動域がとても小さい場所です。肩や肘のように大きく動く場所ではありません。

しかし、ちょっとしたズレで動きが悪くなったり、痛みの原因となってしまうほど繊細な場所でもあるのです。

腰痛=仙腸関節、となりがちですが、この仙腸関節と共に骨盤の機能的な安定を担うのが恥骨結合です。

骨盤全体の機能を改善することができれば、自然と腰痛の軽減にも繋がりますし、自律神経的な症状(頭痛や耳鳴りなど)にも効果的です。

ですので恥骨結合への介入は、症状の軽減への可能性を大きく秘める要素の1つだと思っています。

まとめ

・恥骨結合は骨盤の機能的な安定に関係する

・股関節の可動域が硬い人は、恥骨結合に問題がある可能性が高い

余談ですが、出産を経験されている女性は、恥骨結合の転位がある場合が多いです。

自然分娩だとなおさらですが、意外なことに帝王切開でも恥骨結合への転位がある場合も多いです。

女性の場合は、ホルモンの影響で一時的に靭帯が緩くなるので、靭帯でガチガチな骨盤への影響も相当なものになります。

出産後の腰痛がある方は、今回の話が当てはまりやすいので、是非とも参考にしてみてくださいね(^ ^)

濱口

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